2018年4月 定例会のご報告

それぞれの思い・・・

 

 

4月の定例会には、初参加の方はいらっしゃいませんでした。

なので、気の知れた、いつものメンバー同士で、ゆっくりとおしゃべりができました。

また、今回は、長崎から3回目の参加となる方が、半年ぶりに参加してくださり、久しぶりに会ったメンバーや、初対面のメンバーと楽しくおしゃべりをされていました。

久しぶりに会っても、九州天国組のメンバーさん達は、皆、温かくて優しい方ばかりなので、昔からの親友のように、お互いが感じて、接しているように思えるのです。

とても和やかな雰囲気の中で、それぞれが、日頃の寂しさや、家庭でのいろいろな問題ごと、将来の不安など、普段は自分の胸に閉まっている、苦しくて辛い思いを吐き出したり、そんなメンバーさんの話を聞いて、共感したり、慰めたり、元気ずけたりしていました。

私達の根底にある思いは、皆、同じなので、どんなことでも自分のことのように受け止め、相手の気持ちを理解し、一緒に涙することができるのです。

また、辛い話ばかりではなく、お酒も入りますから、陽気になって、冗談を言って一緒に笑うこともできるのです。

このように、定例会は、いつも泣いたり、笑ったりなのですが、皆で一緒に、このような時間を過ごすことで、日頃の辛い思いを一瞬でも忘れることができ、皆、少しずつ前に進むことができるのだと思っています。

 

愛する伴侶との死別からの期間や、家族構成や家族環境、死別に至るまでのストーリーは、皆、それぞれ違います。

今現在、私と何らかの形で繋がってくださっている方々が、仮に100名だったとしても、実は、100通りの物語や、それぞれの思いがあるのです。

当然、前向きのスピードも100通りあるわけで、あの人と私は、同じくらいの時期に死別しているのに、あの人のように私は、まだ前を向けていないから、私はダメなんだ!と感じる必要は全くないのです。

ただ、あの人は、いつも元気に笑ってるから、すっかり立ち直っているんだ!と思い込んでもいけないと思います。

もしかしたら、皆に心配をかけてはいけないからと、無理に笑っているのかもしれないからです。

また、自分は最近、喪失感や、不安感を感じなくなってきたから、もう大丈夫なんだ!と思っても、安心してはいけません。

仕事や家庭でのストレスなどで、また、気持ちが不安定になることもあるからです。

上がったり、下がったり・・・気持ちの波は、誰でもあります。

私はこれまで、いろいろな方と接してきて、その方について、自分勝手に思い込むことで、失敗もしてきました。

まだまだ皆さんのお役に立てることは、できていないのかもしれません。

そもそも、皆さんのお役に立とうと思うこと自体が、おこがましいことなのかもしれません。

私の方こそ、この会の管理人をさせて頂くことで、皆さんと繋がることで、自分が生きる意味を、持たせて頂いてるのだと思っています。

本当に、私にとって、とても有り難いことなのです。

私も毎日、天国の主人に会いたいと思っています。

でも、会えなくて辛いし、寂しいです。

そんな自分の思いと共に、私も自分なりに、自分を癒し、前向きになれる方法を模索してきました。

だから、皆さんも、マイペースで構いませんから、自分なりに、これから先の人生を生きて行く為の方法を、私達と一緒に模索してみませんか~?

きっと、あなたにとって何か良い方法が、見つかると信じています。

 

 

 

 

4月に撮った写真の一部をご紹介

 


定例会の様子

 

 

二次会の様子

 

 

 

 

 10年経っても、愛する人を、思い出さない日は、ない・・・

この言葉は、死別から10年以上経った、あるメンバーさんの言葉です。

私は、まだ3年なので、何年経ってもずっとこの辛くて寂しい思いは、途切れることなく続く・・・という現実を知らなかったので、とてもショックでした。

でも、それが経験者の言葉なら、そうなんだ・・・と信じるしかありません。

私達は、そんな辛い現実を受け止めて、その思いと共に、これから先を生きて行くという覚悟をするしかないのです。

実際には、そんな覚悟なんて、なかなかできないのかもしれませんが・・・

10年過ぎても、本当に辛い思いが続くのかどうかは、人それぞれかもしれませんが、そうかもしれないと、覚悟を決めることで、冷静に、自分の未来に向かって、前向きに進んで行けるのかもしれません。

皆、それぞれの思いは違っても、根底の悲しみや苦しみは、同じです。

ひとりで耐えられないのであれば、皆で一緒に耐えて行きませんか~?

 

 

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