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- 「出会いの会」発足
同じ境遇の仲間達の幸せを願って「出会いの会」を発足いたします。
交流会を始めて丸４年が過ぎました。それぞれが試練を乗り越えて心穏やかに過ごせるようになっている方々のお声も受けて、2020年の春、出会いの会を発足することとなりました。
発足にあたって
九州天国組の交流会を始めて丸４年となり、開始当初から参加してくださっている方のなかには、七回忌を迎えた方もいらっしゃり、伴侶を亡くした当初に比べるとその悲しみや苦しみは、穏やかになってきています。
それは、交流会に参加して同じ境遇の仲間達に出会ったことや、時間の経過により、メンバー其々がこの試練を乗り越えてきているからだと思います。
そして現在、悲しみは癒されてきたけれど、これから先の人生を自分ひとりで生きていくことに大きな不安を感じるようになってきています。
子どもがいらっしゃらない方は特にですが、子どもがいても離れていたら何かあったときの将来が不安だし、独り暮らしはとても寂しいものです。
ですから、将来結婚とまではいかなくても寂しいときにお互いに支え合うことができる異性と出会えたら・・・
と思うことは、とても自然なことなのです。
そんなメンバーの要望もあり、この出会いの会を発足することとなりました。
私たちは愛する伴侶を亡くして、辛くて悲しい人生最悪の経験をしたのですから、これから先の人生はこれまで苦しんだ分、いやそれ以上に幸せな人生を手に入れていかなくてはなりません。
そんな想いを込めて、同じ境遇の仲間達の幸せを願ってこの会を発足いたします。
同じ境遇の私たちだから
私たちは、離婚のように憎しみあったり嫌いになって自分から伴侶と別れたわけではなく、愛しているのに無理やり病気や事故などにより死別というカタチで引き離されてしまったのです。
愛しているのに・・・別れなくてはいけなかったのです。
だからこそ、その別れは身を引き裂かれるように辛くて悲しいものなのです。
亡くなってしまった伴侶のことは、決して忘れることはなく心の中で永遠に愛し続けます。
たとえこの出会いの会で、素敵な異性と出会ったとしても、心の中には亡くなった伴侶がいて、時には出会った方と比較してしまうかもしれません。
そんな私たちですから、離婚組の方と出会ったとしても心の中をなかなか理解してはもらえないと思います。
また、離婚組の方の中には理解力があり包容力がある方がいらっしゃるかもしれませんが、亡くなった伴侶のお墓のことや供養のことなど他にもいろいろな
問題を多く抱えている私たちですから、お付き合いはなかなか難しいかもしれません。
なので、お互いが同じ境遇の者同士であれば、それこそお互い様ですから、心の中を理解し合うことができますし、いろいろな問題も一緒に解決していくことがきっとできると思っています。
