2021年6月 定例会のご報告

 

運命を受け入れて・・・

 

 

あなたは今、自分の事をどんな風に思っていますか?

自分は愛する人を亡くして、自分の人生は最悪・・・

未亡人や、男やもめになってしまった自分が可哀想・・・

これからの自分の人生は、お先、真っ暗・・・

などなど・・・

確かに、愛する人を亡くしてしまうという経験をしてしまった私達は、こんなはずではなかったのに・・・これは自分の人生最大の悲しみや苦しみだ!人生最悪の試練だ!と思ってしまいますよね。

ですが、この様になってしまったのは決して私達のせいではないし、こうなることをどんなに阻止しようとしても、目に見えない力が働いて未亡人や、男やもめになってしまう運命からは逃れられませんでした。

これが私達の運命なんです。

これが私達のこの世での現実なのです。

私達自身は、つい自分の事を悲劇のヒロインやヒーローだと思ってしまいますよね。

でも、よく考えてみてください。

この世の中には私達よりも、もっともっと悲惨でもっと過酷な人生を歩んでいる方が、たくさんたくさんいらっしゃいます。

極端なことを言えば、私達は、今日や明日のご飯の心配をすることもないし、誰かに命を狙われて恐怖に震えることもありません。コロナ感染の恐怖はありますけど・・・

ただ、私達が知らないだけで・・・というか、私達は自分の事だけにしか目がいかなくて、自分だけが人生最悪と思い込んでいるのです。

死別からまだ日が浅い方は、この現実を受け入れられなくて、自分の悲しみや苦しみに心身ともに翻弄されてしまいます。

他人のことに目を向ける余裕などは全くないかもしれません。

ですが、時間の経過により少しずつ自分の現実を受け入れることができるようになりますから、心に少し余裕ができたら、他人のことや自分のまわりの事に目を向けてみてください。

もしかしたらあなたよりも、もっと過酷な人生を歩んでいる方が近くにいるかもしれません。

 

これが私達の運命ならば、私達は抵抗することなく素直にこの運命を受け入れましょう。

この運命を受け入れてしまえば、あとは、開き直ってこれから先の人生を自分の思う通りに生きて行けば良いのです!

決してこの様な運命の自分を卑下しないでください。

私達の気持ちが理解できない周りの人達からの同情が嫌ならば、はっきり言葉に出しましょう。

「私のことを哀れんだり同情したりしないで!何事もなかったかのように接して欲しい!」と・・・

 

映画やテレビドラマの中の悲劇のヒロインやヒーローは、過酷な運命に立ち向かい自ら自分の人生をを切り開き、試練を乗り越えて、幸せをその手につかみますよね。

あなたが本当に悲劇のヒロインやヒーローならば、この試練を乗り越えた時、本当に幸せをつかむことができます。

自分の運命を受け入れ、立ち向かうのはあなたです。

立ち向かうことがどんなに辛くても、決して諦めないで、あなたの幸せをその手につかんで欲しい!と私は心から願っています。

 

 

 

5月と6月に撮った写真の一部をご紹介

 

5月末に行ったランチ会の様子

 

6月に行ったランチ定例会の様子

 

 

 

お酒の力・・・

 

 

今月の20日までは、コロナ感染緊急事態宣言中ということもあり今月の定例会は、ランチ定例会に変更致しました。

今回は初参加の女性の方をおひとりお迎えしました。。

5月の末にもランチ会を開催したのですが、緊急事態宣言中はお店でのお酒の提供ができないため、お酒が好きな方々もノンアルコールビールなどで、お酒を飲んだ気分にしなくてはなりませんでした。

お酒が苦手な私としては、お酒を飲むことで気分が高揚して気持ちが楽になり、その時だけだも辛いことを忘れられる・・・という気分を経験したことがないため、美味しそうに楽しそうにお酒を飲んでいるメンバーさんたちの姿を見て、「私もお酒が飲めたら良かったのに・・・」といつも羨ましく思っていました。

やっぱりノンアルコールですから、どんなに飲んでも気分が高揚するわけでもなく、お酒を飲んだ雰囲気だけですから、みんなと一緒にご飯を食べておしゃべりをすることは楽しくても、その時だけでも辛いことを忘れるということができない為に、死別からまだ日が浅いメンバーの方々は何となくしょんぼりとして元気がないように見えました。

お酒の力って本当にすごいな~!とつくずく思いました。

お店でお酒が飲めないために、ひとりで家で飲んでいるメンバーさんも多いようです。

寂しくて飲まずにはいられないというのが本当のところでしょうか・・・

また、夕方から夜に家でお酒を飲むことが毎日の楽しみでもあり、酒のつまみを作るために苦手な料理も頑張っている男性メンバーさんも多いようです。

お酒の力を借りてでも、これから先、ひとりで過ごし生きて行かなくてはなりません。

そのうち、お酒以外の楽しみや生きる目標を見つけて欲しいと思っています。

また、どんなに辛くてもお酒におぼれることなく、適量を心がけながら、休肝日も作って健康に気を付けて欲しいと思っています。

 

あとは、一日でも早くコロナ感染が収まり通常の定例会を毎月行えるようになって欲しいと願っています。

そしてお酒が飲めるということもありますが、参加してくれた方々の楽しそうに笑っている姿をまた見たいと思っています。

 

 

 

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

CAPTCHA


新しい会のご紹介

「出会いの会」発足へ