2019年8月 定例会のご報告

自分を癒す・・・

 

 

九州天国組の定例会には、毎回の様にいろいろな事情がある、愛する伴侶を亡くしてしまった方々が初参加されます。

2~3ヶ月前に亡くされたばかりの方、1~2年位前に亡くされた方、5~7年、10年以上前に亡くされた方・・・

どの方も心に深い傷を負っていて、自分ではその傷を癒す方法が解らなくて途方に暮れていらっしゃいます。

愛する伴侶を亡くしたことで、私達は自分の身体を半分引きちぎられたような激しい痛みを感じ、心(魂)に大きな深い傷を負ってしまうのです。

その痛みと谷底に突き落とされたような激しい衝撃は、私達と同じ経験をした者でなければ絶対に解らないのです。

皆さんに初めてお会いした時、どの方も辛くて悲しくて、寂しくて、心が痛くて、痛くてどうしょうもない・・・といったような印象を受けます。

心の底から誰かに助けを求めて、もがいているょうな印象を受けます。

そうですよね、私もそうでした・・・こんなに苦しいのなら、いっそ狂ってしまうか、何もかも全てを忘れてしまいたい・・・と心の底から願って、もがいていました。

私達は愛する伴侶を亡くした事で、それほど大きな深い傷を心(魂)に負ってしまったのです。

そんなに大きくて深い傷ですもの・・・そう簡単に治るはずがありません。

ですから、心(魂)に負った傷は、そう簡単には治らないことを、まず最初に覚悟してください!

そう簡単には治らない・・・という事がはっきり解れば、焦ることもないし、自分を他の人と比べることもありません。

マイペースで良いのです!

あなたのペースで、ゆっくりゆっくり・・・一歩一歩、少しずつで良いのです。

過ぎてしまった、今更どうしようもない過去を後悔することなく、まだどうなるかわからない未来を無駄に心配することもなく、ただ今を生きてください。

朝起きて、ご飯を食べて、仕事をして、またご飯を食べて、お風呂に入って、寝る・・・

その繰り返しで良いのです。

辛くて悲しくて寂しくなったら、大泣きして・・・でも、テレビを見たりして、可笑しかったら思いっきり笑う・・・

その繰り返しで良いのです。

体の力を抜き、何も考えずに、ただ今を生きる・・・そうすることで、あなたの心身を休めることができるのです。

心身を休める事ができたら、少しずつ意欲が湧いてきます。

そして、何か楽しいことをやってみたい・・・今までできなかったけれど、何かに挑戦してみたい!・・・と

もし、そんな風に思うことができたら・・・私はあなたをたくさん、たくさん誉めてあげたい。

今日までよく頑張ってきたね・・・って。

あなたも、あなた自身を誉めて、愛してあげてください・・・

あんなに大きな深い傷を負ったのに、よく頑張って今日まで生きてこられたね・・・すごいね、偉いよって。

 

こんな風に、自分を癒し、自分を愛することができたら・・・

あなたはきっと、また誰かを愛することができるし、幸せな未来を生きることができると、私は信じています。

 

今回の定例会では、まだお若い40代前半のお子さんがいらっしゃらない男性の方が初参加されました。

奥様を亡くされてからまだ日が浅く、悲しみの中で、これからの人生をどのように生きて行けば良いのか・・・

自分は、どのように生きて行きたいのか・・・

などを深くお考えになっていらしゃいました。

ですが、このような前向きに進みたい気持ちとは裏腹に、実際はご自分の心身がついていかない・・・とおっしゃっていました。

そうだと思います。まだ今は、この辛い現実を受け入れる為に、奥様の死を充分に悲しむことが必要なのだと思います。

まだまだこの悲しみや、苦しみは始まったばかりです。そして、これからも果てしなく続いていくのですから、焦ることなく、ご自分のペースで少しずつ進んで行って頂きたいと思っています。

40代でお一人になってしまったメンバーの方が何人かいらっしゃいます。

人生はまだこれからですから、そんなお若い方達こそ、これから先の人生が幸せなものであって欲しいと、心から願わずにはいられません。

 

 

 

 

 

8月に撮った写真の一部をご紹介

 

 

 


定例会の様子

 

 

 

 

二次会の様子

 

 

 

 

心(魂)の傷を癒す場所・・・

 

 

それが、九州天国組の交流会なのです。

今現在、参加してくださっているメンバーの方は、ラインで繋がっています。

ひとりで生活をされていても、何かあると直ぐにラインでおしゃべりができます。

悲しいことや辛いことがあったとき、ラインでつぶやくと誰かがそれに答えてくれます。

皆、同じ気持ちなので、共感して優しい言葉で励ましてくれます。

共感してもらい、励ましてもらうことで心が癒され、気持ちが穏やかになります。

優しい言葉で励ます方も、誰かを励ます事で、自分をも励まし、癒しているのです。

お互いに、同じ心(魂)の傷があるので、お互いがその傷を癒すことができるのです。

 

ネットを見ていたら、こんな言葉がありました。

傷ついた心は、時間の経過だけでは、実際は癒されない・・・

苦難を乗り越え、傷を癒すには、その苦難に打ち勝つための精神を鍛えることが必要だ。

だけど、そんな努力よりも、もっと簡単で有効な方法がある。

それは、

同じ体験をした人達と話し合う・・・ということ。

また、自分の心の中にあるものを吐き出すこと・・・が良いとされている。

 

全くその通りだな~と思います。

まさに九州天国組の交流会が、傷ついた心(魂)を癒すことができる場所なのだと思いました。

 

あなたも心(魂)の傷を癒す為に、定例会に参加してみませんか~?

あなたからのお問い合わせや、参加申し込みをお待ちしています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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