2020年2月 定例会のご報告

これまでの道のり・・・

 

 

 

 

2020年の2月で、この会を発足してまる4年となります。

この会を立ち上げた頃は、この会がどうなっていくのか・・・とても不安でした。

私にとっては、初めてのことばかりでうまくやっていけるのか・・・とても心配でした。

無我夢中でやってきました。

そして今・・・100名に近い同じ境遇の仲間達と繋がることができ、月に一度の定例会やオフ会などを開催することができています。

これは私ひとりの力ではできなかったことで、今日までのたくさんの仲間達の協力のお陰です。

こんな私を支えて助けてくれる全ての仲間達に心から感謝しています。

本当にありがとうございます。

 

 

最初の定例会の参加者は、私を含めて5人でした。

この会は、5人からのスタートでした。

今まで、本当にいろいろなことがありました。

嬉しいことや、楽しいこと、悲しいこと、辛いこと・・・

嬉しいことは皆で喜んで、楽しいことは皆で思いっきり楽しんで、悲しいことや辛いことは、皆で共有して励まし合って一緒に乗り越えて来ました。

とてもひとりでは乗り越えられない事でも、仲間達と一緒なら乗り越えることができるのです。

私は、身をもってそのことを体験し、理解しました。

初めてこの会に参加してくださった方は、皆さん不安な気持ちでいっぱいだったと思います。

愛する人を亡くしてしまい、これからどのように生きて行けば良いのか・・・

気が狂いそうになるくらい悲しくて、辛いこの思いをどこにぶつけて、どうやって乗り越えて行けば良いのか・・・

人生どん底、最悪のこの状況に果して自分は耐えて行けるのだろうか・・・

後を追いたくなる衝動に駆られながら、何とかこの世にとどまっている状態で皆もがいていたと思います。

愛する人と死別することは、本当に本当に辛いことですよね・・・

もし、自分ひとりでこの悲しみや苦しみを乗り越えて行かなければならないのであれば、それは相当辛いことだと思います。

たとえ定例会に参加できないとしても、私はこのホームページを読んでくださるお仲間さんに、この試練を乗り越える為のヒントを書いてきたつもりです。

なので、もし参考にしていただけたなら、とても嬉しいです。

パソコンでしたら、ずいぶん前の定例会の報告も見て頂けますから良かったら見てください。

私がこのホームページでお仲間さんにお伝えしたいことは、あなたのすぐ近くには同じ境遇の人はいないかもしれませんが、実はたくさんいることを知って欲しいということです。

あなただけが辛い悲しい思いをしているのではないということを・・・

どんなに他の人と状況が違っていたとしても、心の中の思いは皆同じだと思います。

皆、それぞれに辛い状況の中で、この悲しみや苦しみと闘いながら、何とか今日まで生きてきたのです。

私はそのことを知って欲しいと思っています。

 

 

昨年は、たくさんの方がこの会に参加してくださいました。

死別してまだ間もない方も多くいらっしゃいました。

まだ間もない方は、その方を見ているだけでもでこちらが辛くなるくらい落ち込まれていて、かける言葉も思いつかないので、そっと寄り添って話を聞くことしかできません。

それでも、誰かに辛い心の中の思いを話し、聞いてもらうことで心が少し軽くなるのです。

同じ境遇の者でしか理解できない思いですから本当のところ、誰かに共感してもらうことはできないのだと思います。

なので、話を聞いて一緒に泣いてくれるそんな仲間に出会えたら・・・きっとあなたの心は動くと思います。

自分ひとりが辛い思いをしているのではないという安心感と、自分の気持ちを理解してもらえる、同じ気持ちを共有しているという連帯感により、心が落ち着くのだと思います。

死別をしてまだ間もない者同士が、お互いに心の中の思いを吐き出し励まし合うことで少しずつそれぞれの気持ちが落ち着き、これからの人生を自分が生きて行く為の準備ができていくのだと思います。

そうは言っても、どんなに元気そうに見えても気持ちの浮き沈みは時間の経過に係わらず起きてしまいます。

そんなときは、自分の感情を受け入れて思いっきり泣いた方が良いと思います。

「いつまでも引きずって、くよくよしてはいけない!」と決して思わないでください。

落ちこんでしまった自分を認めてあげてください。

そんな風にして、自分の感情と上手く付き合うことができたら、少しずつ元気になっていくことができますから・・・

実際に今現在、昨年参加してくださった皆さんはそれぞれのペースではありますが、確実にお元気になられています。

それぞれのペースで良いのです。

今は、何とか生きている自分を誉めてあげてくださいね・・・

そして、頑張っている自分を愛してあげてくださいね・・・

 

私はこれまで、自分と同じ境遇の仲間達へ自分が何とか今日まで生きる事ができたその経験と感じたこと、自分の想いをメッセージとして伝えてきました。

何度も何度も同じメッセージを伝えてきました。

これから先もまた、同じ想いをメッセージとして伝えていきたいと思っています。

このメッセージが少しでもあなたのお役に立てる事を願っています。

 

 

 

 

 

2月に撮った写真の一部をご紹介

 

 

 

定例会の様子

 

 

 

二次会の様子 今回はリクエストによりカラオケでした。

 

 

 

 

私達の運命・・・

 

 

 

今、コロナウイルスの感染が恐れられています。

日本での感染者も確認され、いつ自分も感染するのか・・・

不安で、外出も躊躇しますよね。

コロナウイルスのせいで定例会への参加もきっと迷われると思います。

実際、コロナウイルスだけのせいではないと思いますが2月の定例会の参加者は少なかったです。

この様な状況ですから、今後定例会に参加するかどうかは皆さんの判断にお任せします。

私達にとって、愛する人と死別するという運命は、この世に生まれてくる前から自分で決めてきた運命ですから、どんなことをしても変えることはできなかったと思います。

同じように自分のこの世での寿命ももうすでに決まっていて、もしかしたらコロナウイルスの感染によって死ぬ運命なのかもしれません。

自殺を図ったとしても、死ねる人と死ねない人がいるようにコロナウイルスに感染しても亡くなるかどうかは、運命次第なのです。

私達の心の中には、早く死んであの世の愛する人に会いたい・・・という思いもあります。

私の場合、子供達も社会人ですし、それぞれが自分の人生を歩んでいます。

80歳を過ぎた母のことは気がかりですが、正直なところ自分はいつ死んでもいいと思っています。

ですが、まだまだ私は自分の使命を全うしていません。

この九州天国組での新しい取り組みも準備中ですから、まだまだ死ねませんね。

私が自分の使命を果たしたとき、きっとあの世からのお迎えがくるのでしょう。

それまで、死にたくても死ねないのが運命なのです。

皆さんにもきっと、愛する人との死別という試練を乗り越えてでも果たさなくてはいけない使命があると思います。

もうすでにその使命を見つけた方もいらっしゃるかもしれませんね。

その使命を見つけるためのキーワードは、あの世で最も重要視されている【愛】だと私は思います。

まず自分を大切にしてあげてくださいね。

自分を愛して、それから他の人を愛してあげてください。

あなたには、愛に関わる大事な使命がきっとあります。

だって、この世で一番辛い思いをあなたは知っているのですから・・・

誰よりも人の痛みがわかるあなたですから、大きな愛で誰かを助けてあげることがきっとできます。

私達は、大きな痛みを知り、その経験を生かして大きな愛で貢献することが運命なのかもしれませんね・・・

 

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